【事例28】ネットで知り合った未成年の児童に対してわいせつな自撮りを送るよう脅して、送信させた児童ポルノ製造、強要事例

解決結果

罪名児童ポルノ製造、強要
身柄の結果保釈(保釈金150万円)
示談の有無示談成立
示談金額100万円
処分結果執行猶予

事件の概要

  • ご依頼者(20代・無職)は、自分を女性と偽り、ネットで被害児童と知り合い、やりとりをするようになりました。
  • その中で、ご依頼者は、被害児童からわいせつな自撮り画像を何枚か送信してもらっていました。
  • しかし、その後のやりとりで、被害児童から自撮り画像の提供を拒否されたことから、以前もらった自撮り画像をばら撒くなどと脅して、ばら撒かれたくなければ自撮り画像を送るように指示して、被害児童から自撮り画像の提供を受けました。
  • このことが、児童ポルノ製造と強要に当たるとして逮捕されてしまいました。
  • そこでご家族から相談を受けて、弁護活動を引き受けることになりました。

弁護活動

  • 本事例の目標は、早期釈放の実現と不起訴処分の獲得でした。
  • 早期釈放活動については、勾留阻止のために検察官や裁判官に働きかけを行い、勾留決定に対する準抗告を申し立てましたが棄却されてしまい、20日間勾留されてしまいました。
  • 示談活動も着手しましたが、被害者から拒否されてしまい、そもそも連絡先をお聞きできませんでした。
  • その後起訴されてから保釈請求を行い、保釈金150万円で保釈が通りました。
  • また、裁判前に再度示談交渉を試みたところ、被害者からお話し合いの機会をいただけることになり、示談金100万円にて宥恕付き示談が成立しました。
  • 裁判では、示談が成立していること、性嗜好について治療を開始したこと、家族の監督があることなどを主張し、執行猶予判決を獲得することができました。

この記事を書いた人

成瀬 潤のアバター 成瀬 潤 福岡弁護士法律事務所 共同代表弁護士

【学歴】
・法政大学第二高等学校
・法政大学法学部法律学科
・中央大学法科大学院
・司法試験(68期)合格

【経歴】
・某A法律事務所新宿支部にて勤務
・某A法律事務所福岡支部長に就任
・福岡弁護士法律事務所の共同代表弁護士に就任

【プロフィール】
大学時代に、尊敬する故・木谷明氏(元裁判官・弁護士)から刑事法を学び、刑事弁護士になることを志す。弁護士登録後は、刑事弁護人としての活動を重点的に行い、これまで受けた刑事事件の相談件数は2000件を超える。刑事事件のほか、交通事故事件・離婚事件・男女トラブルに注力する。座右の銘は「至誠通天」。

【弁護士からのメッセージ】
刑事事件の当事者は、家族や友人も打ち明けることもできず、不安な日々を過ごされていると思います。そのような時こそ、味方となるのが弁護士です。一人で抱え込まず、弁護士にご相談下さい。あなたに寄り添い、全力でサポートします。

【弁護士情報】
・福岡県弁護士会所属(登録番号:52748)

【メディア出演】
・フジテレビ「直撃LIVE グッディ!」
・フジテレビ「めざましテレビ」
・KBC九州朝日放送「土曜もアサデス。」